防犯ガラスの構造として、ガラスとガラスの間に貫通しにくい一枚の厚さ15ミリほどの特殊樹脂フィルムを挟みこんで加熱圧着しており、ガラスを貫通させ、飛散させにくいつくりとなっています。
また防犯ガラス自体の防犯性能も3つのレベルから選択することができ、2枚のガラス間に挟み込まれたフィルムの数(2枚、4枚、6枚)によってレベルが変化します。フィルムが6枚になると通常の80倍の効果があるとされています。
また割られてしまったとしても、挟み込まれたフィルムがガラスの破片を飛散させないため、簡単に侵入することはできません。
こういった効果は災害時にも有効です。地震や火災で割れてしまったガラスの破片でケガをしてしまうという二次災害についても、防犯ガラスなら破片を飛散させないため、細かい破片でケガを負ってしまう心配もなくなります。